皐月賞からの巻き返し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:11 UTC 版)
「ロジユニヴァース」の記事における「皐月賞からの巻き返し」の解説
皐月賞敗退後は、宮城県山元町の山元トレーニングセンターにて放牧。皐月賞では馬体を減らして出走しており、東京優駿に向けた調整では、馬体の回復と、後ろ脚の可動域を広げることを目指した。中谷雄太が宮城県に向かい、現役騎手による本格的な調教が施された。帰厩後の追い切りでは、弥生賞および皐月賞で騎乗した横山ではなく、中谷が騎乗。1週間前追い切りは、横山が騎乗するも「正直、完調にはほど遠い感じを受けました」と証言している。最終追い切りは、中谷が騎乗したが本調子には至らず、松山厩務員は「ダービーがもう2周先なら(後略)」と証言。横山はレース4日前に「(前略)正直、今回は99パーセント勝てないと思った。本当にそのくらいの状態でしかないと感じたんです。」と回顧している。 しかし、レース2日前の金曜日に坂路調教を行うと、状態がようやく一変。併せて金曜、土曜日は、角馬場を周回した。当日は、馬体重が皐月賞に比べて16キログラム増加して参戦し、優勝。横山は「状態が戻っていないと思っていた。馬に失礼なことをした」と振り返っている。
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