百詩篇第5巻57番
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 07:15 UTC 版)
「ミシェル・ノストラダムス師の予言集」の記事における「百詩篇第5巻57番」の解説
Istra du mont Gaulsier & Aventin, Qui par le trou aduertira l'armée : Entre deux rocs sera prins le butin, De SEXT. mansol faillir la renommee. ゴルシエ山とアヴェンティーノから出るだろう。 穴を通じて軍隊に知らせる者が。 2つの岩の間で戦利品が取られるだろう。 セクストゥスの霊廟の名声は衰える。 冒頭のmont Gaulsier が版によってはmont Gaulfier と綴られていたことからモンゴルフィエ兄弟と結び付けられていた。しかし、郷土史家のエドガール・ルロワの指摘をジェームズ・ランディが実地調査で追認したことにより、ゴルシエはゴシエ(Gaussier)の古い綴りのひとつ、穴は一帯を一望できる山腹の穴で、セクストゥスの霊廟はグラヌムの死者記念塔を指していることはほぼ疑いないものとなっている。 具体的に地名が挙げられている詩のほかにも、ルロワは、第5巻1番などで描写されている戦いの情景が、グラヌムのレリーフの図像を下敷きにしている可能性を示した。
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