白にもいろいろ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:08 UTC 版)
「千夜一夜物語のあらすじ」の記事における「白にもいろいろ」の解説
バートン版「遊治郎の策略と貞節な妻(第580夜)」 東洋文庫版「道楽ものと貞節な妻女との話(第580夜)」 ある男が人妻に横恋慕をしたが、人妻は相手にしなかった。その男は復讐を考え、その家の若い下男と仲良くなり、家人がいないときに家に入れてもらい、こっそり人妻の寝床に卵白を垂らした。家の主人が帰り、寝床にしみを見つけ、男の精液だと思い、人妻を縛り、殺そうとした。若い下男はしみの元をフライパンに集め、火で炙ったところ、卵白であることが分かり、夫は妻に謝り、100ディナールの金の首飾りを贈り、夫婦は仲直りした。この話の教訓は、白にもいろいろあり、違いを見分けることが重要ということである。
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