発散率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 09:58 UTC 版)
調和級数の発散は非常に遅く、たとえば最初の 1043 個の項の和は 100 よりも小さい。これは部分和が対数的増加(英語版)であることによる。特に ∑ n = 1 k 1 n = ln k + γ + ε k {\displaystyle \sum _{n=1}^{k}{\frac {1}{n}}=\ln k+\gamma +\varepsilon _{k}} が成り立つ。ここで γ はオイラー・マスケローニ定数で εk は k → ∞ の極限で 0 に近づく。この結果はレオンハルト・オイラーによる。
※この「発散率」の解説は、「調和級数」の解説の一部です。
「発散率」を含む「調和級数」の記事については、「調和級数」の概要を参照ください。
- 発散率のページへのリンク