発掘調査と現況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/14 21:51 UTC 版)
1945年(昭和20年)頃には、防空壕が掘られ、東北電力の資材置き場にするために一部が削られた。 1982年(昭和57年)に、仙台市教育委員会が古墳の南の平らなところを発掘調査し、古墳の周湟の一部を発見した。遺物としては埴輪片と平安時代のものと思われる土師器の坏を得た。周湟の円は途中で途切れており、中断したのか東に折れた(つまり前方後円墳なのか)まではわからなかった。 2008年(平成20年)には墳丘の主体部が発掘され、円墳と判明した。この調査で礫槨、石棺が発見され、古墳の全貌が明らかになった。調査後に古墳は破壊され、住宅が建てられることになっている。
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