痛風関節炎時と痛風間欠期の治療
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 04:42 UTC 版)
「高尿酸血症」の記事における「痛風関節炎時と痛風間欠期の治療」の解説
未治療の痛風関節炎時には尿酸降下薬を投与せず、非ステロイド性抗炎症薬パルス療法(NSAIDパルス)で発作を寛解させる。高尿酸血症の薬物療法は血清尿酸値を3〜6ヶ月かけて徐々に低下させ、6.0 mg/dl以下にし、その後は6.0 mg/dl以下に安定する用量を続ける。尿酸降下薬は痛風関節炎の寛解後約2週間から少量(ベンズブロマロン12.5 mg、アロプリノール50mg、フェブキソスタット10mg)で開始する。尿酸降下薬の開始投与初期は痛風関節炎を防止するために少量のコルヒチンを併用することもある。適量の尿酸降下薬を中止することなく痛風関節炎に準じてNSAIDパルス両方を併用する。
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