病気になったトモコさん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 04:21 UTC 版)
「棒がいっぽん」の記事における「病気になったトモコさん」の解説
白泉社『LaLa増刊 Short Stories』1987年春の号初出、16ページ 病気になって入院してしまった小学生・トモコさんが、入院中の1日に見た物事や風景、思い出したことや連想などを、一貫してトモコさん自身の視点から描く。3人称(「トモコさんは・・・」)での語りが入るが、すべてトモコさん自身の独白、一人ごとである。したがってトモ子さん自身の姿は描かれないが、ときどき挿入される回想や連想のコマに小さな後ろ姿の形で描かれる。夜、消灯したのち、窓の外で看板の灯りが次々と灯るのを目にするトモコさんは、高架を走る電車の中から病院を覗いている自分自身の姿を幻視する。
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