病気になったルガルバンダ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/14 07:51 UTC 版)
「ルガルバンダ」の記事における「病気になったルガルバンダ」の解説
ようやく山に入り進軍行程も半ばかと思われたとき、ルガルバンダは突然の病に倒れ動けなくなってしまう。病気を治せる者は誰一人としておらず、遠征先が深く険しい山岳地帯なだけにウルクへ引き返すこともできない。寒さに震えるルガルバンダを一行は洞窟に運び、寝床を整え様々な飲食物を傍に置き休ませることにした。だがルガルバンダの息が止まってしまったようなので、兄たちは遠征同行の使命のため、「もし朝になって息を吹き返したら、ここに置いたものを食べてウルクに帰るかもしれない。もし亡くなって魂が次の世に運ばれたら、そのときはその遺体を抱いて共にウルクに帰ろう」と話してやむなく洞窟を後にした。
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