病児保育士の就労
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/21 03:08 UTC 版)
病児保育は大きく施設型と訪問型に分類される。 施設型とは、保護者(親)が病気の子どもを施設に連れて行き、病児保育施設にて預かるものである。施設型は民間の小規模な保育ルームのようなところから、病院内に設けられている病児保育の専門部門のようなところまでかなりの幅がある。保育者の就労形態は、保育園、医療機関に勤務することに近く、看護師、保育士などの資格を持つものが多い。施設型は最低限のスタッフ数、受け入れ可能人数などに規定がある。 訪問型とは、保育者が病気の子どものいる家庭に訪問し、家庭の中で病児のケアおよび保育を行うものである。 子どもにとっては普段と同じ環境で保育を受けられるため安心して過ごすことができ、病気の早期回復を促すことにもつながる。保育者にとっては、子どもと一対一で向き合い丁寧な保育を行えることが特長である。保育者の就労形態は、事業者に直接雇用され社員として訪問先に派遣されるかたちや、事業者に登録して訪問先と個別に契約を結ぶ登録派遣型、などがある。
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