甲子囃子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/25 01:24 UTC 版)
屋台の上で奏でられる甲子囃子(きのえねばやし)は、加島村青年団が、伊勢神宮神嘗祭(かんなめさい)の時に囃したのが発祥と伝わる。太鼓の曲は、小田原囃子が基で、大正の時代に富士宮の太鼓が交わり、現在の富士甲子囃子が誕生した。大胴(おおどう)(大太鼓)、金胴(きんどう)(締太鼓)、笛、鉦で演奏され、曲目は、主に神事やお祭りの開始で叩かれる、ゆっくりとした曲調の「かごまる」、優雅な曲調で屋台の曳きまわしと同調する「やたい囃子」、激しい曲調で祭りを盛り上げる「ばか囃子」、大胴と金胴だけで叩かれる締め太鼓の「五段返し」がある。
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