由利島 (敷設艇)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 由利島 (敷設艇)の意味・解説 

由利島 (敷設艇)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/16 14:45 UTC 版)

艦歴
計画 マル4計画
起工 1941年10月31日
進水 1942年7月4日
就役 1942年11月30日竣工
その後 1945年1月14日戦没
除籍 1945年3月1日
性能諸元
排水量 基準:720トン、公試:750トン
全長 74.70m
全幅 7.85m
吃水 2.60m
機関 マン式三号ディーゼル2基2軸
3,600馬力
速力 20.0kt
航続距離 14ktで2,000
燃料 重油:35トン
乗員 67名
兵装 8cm高角砲1基
13mm連装機銃1基2挺
爆雷36個、捕獲網8組
(もしくは九三式機雷120個)

由利島(ゆりじま)は、日本海軍敷設艇平島型敷設艇の7番艇。

艦歴

1942年(昭和17年)11月30日日本鋼管鶴見造船所にて竣工。呉鎮守府籍、佐伯防備戦隊付属に編入、パラオサイパン父島などへの船団護衛に従事。

1944年(昭和19年)7月1日第1海上護衛隊に編入、8月1日呉防備戦隊に編入され引き続きマニラシンガポールなどへの船団護衛に従事。12月4日、米潜水艦の雷撃により戦没した「岸波」の生存者150名を救助した。

1945年(昭和20年)1月14日船団護衛中にマレー半島沖で米潜コビアの雷撃で戦没、同年3月1日に除籍された。

参考文献

  • 雑誌「丸」編集部『写真 日本の軍艦 第14巻 小艦艇Ⅱ』(光人社、1990年) ISBN 4-7698-0464-4
  • 防衛庁防衛研修所戦史室『戦史叢書 海軍軍戦備<1> 昭和十六年十一月まで』朝雲新聞社、1969年





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「由利島 (敷設艇)」の関連用語

由利島 (敷設艇)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



由利島 (敷設艇)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの由利島 (敷設艇) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS