生物としての担子菌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/23 05:58 UTC 版)
担子菌類に含まれる生物には大きく二つのグループがあると考えられてきた。1つはサビキン(さび病菌)とクロボキン(黒穂病菌)を含むグループで、植物寄生菌であり、多くの農業上重要な病原体を含む。 もう一つはいわゆる担子菌である。いわゆるキノコらしい、傘があって柄がついているものはこれであり、他に、キクラゲやホコリタケ等、変わった形のキノコもかなりある。多くのものは枯死植物や土壌等で有機物を分解して生活している。マツタケ(松茸)など一部のものは高等植物の根と共生関係を持っている。
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