環境ODA
ODAとは,Official Development Assistance の略で「政府開発援助」と訳されています。開発途上国へ流れる公的資金のうち,OECD(経済協力開発機構)の開発援助委員会の定めた3要件(A政府ないし政府の実施機関によって供与される。B開発途上国の経済発展や福祉の向上に寄与する。C資金協力については無償部分が一定割合以上)を満たすものをODAとしており,無償資金協力,技術協力,国連諸機関・国際金融機関等への出資・搬出及び政府借款で構成されています。環境ODAは,このうち環境保全のための対策,事業の援助等を行うもので,わが国の経済力,技術力,経験等を供与することによって開発途上国の環境保全を図ろうとするものです。1989年7月のアルシュ・サミットにおいて日本政府は,今後3年間で3,000億円の環境ODAを実施することを明らかにしました。
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