琉球通寶半朱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/02 03:16 UTC 版)
琉球通寳半朱は表面に篆書体で「琉球通寶」、裏面に「半朱」と鋳出された円形方孔銭である。量目は8匁余(30~32グラム)、直径は1寸4分(43ミリメートル)程度であり金質は當百文銭と同様に黒味を帯びており鉛の含有量が高いと推測される。左右側面には當百と同じ(サ)の極印が打たれている。 文久3年(1863年)に鋳造され、一両の32分の1の額面を持つ銅銭である。当時の銭相場は一両=6,700文前後であったことから一枚200文以上に価格設定されていたことになる。當百文銭の2倍の価格が設定されていたとも言われる。
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