琉球処分と宮古
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 08:57 UTC 版)
1879年(明治12年)4月、明治政府は琉球藩を廃止し、沖縄県を設置した。琉球藩の離島統治は、本島士族で構成される「在番」が、現地士族で構成される「蔵元」を監督する形で行われていたが、このうち在番役人については免職が決定され、4月中旬、石川警部以下10余人が派遣され、宮古在番役仲村朝諒以下の在番諸役人に、沖縄県知事名で免官辞令を交付した。旧在番所は警官派出所となった。頭以下の蔵元役人は現職のままとする方針であったが、出勤するものはいなかった。
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