球質について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 07:56 UTC 版)
星飛雄馬はもともと速球投手だったが、プロ入りして間もなく「球質が軽い(打たれると飛びやすい)」ことが判明。当時、1960年代後半の日本の野球界では「体重の軽い投手が投げる球は軽い」という俗説が信じられており、飛雄馬も、バッテリーを組む伴宙太もそれを信じて疑わなかった。この「小柄な体格で球質が軽い」ということが『巨人の星』のストーリーの根幹になっている。 そして飛雄馬自身も「生まれつきの小さい体格はどうしようもない」と決め付け、体重を増やすこともポジション変更も最初から考えていなかった。飛雄馬は魔球投手として歩みを進め、結果彼の投手生命は未成年の内に絶たれてしまった。 『新・巨人の星』では、野球ではサウスポーが有利なため、一徹により利き腕では無い左手に矯正したことが原因と一徹は述べている。右投手になってからは球質の軽さは克服し、むしろより速くかつ球質の重い球が投げられる。逆に「大リーグボール1号」は右手の球質では使えなくなっている(アニメ版では問題なく左の大リーグボール全部を投げている)。
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