珠型交替・五珠二ヶ所打ち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/04 08:12 UTC 版)
現在の世界共通ルール(RIFルール)では珠型交替・五珠二ヶ所打ちが用いられる。これは以下の手順によって行う。 まず、両対局者が任意に白石か黒石を選んで、相手に見えないように石を適当数握った後同時に盤上に出す。 両者の石数の合計数が奇数ならそのまま、偶数なら黒石と白石とを持ち替える。このとき黒石を持つことになった方が仮先(仮の先手)、白石を持つことになった方を仮後(仮の後手)と呼ぶ。 仮後は白石一石を仮先に渡す。対局時計を使用している場合はここで時計を押す。→仮先の持ち時間が減っていく。 仮先は、26珠型の中から1つを提示する。提示後に仮先が時計を押す。→仮後の持ち時間が減っていく。 仮後は、提示された珠型を見て、黒番白番のうち自分の持ちたい側を選ぶ。これにより黒(先手)と白(後手)が決まる。 選んだ後に、正式に白番となった側が白の4手目を任意の場所に打つ。 次の黒番が、黒の5手目の着手位置を2か所指定する。この2か所は互いに対称形とならないようにする。 白番は、この2か所を比較し、打たせたい珠を残し、もう1か所を取り除くことによって5手目の着手を選択する。 続いて白が6手目を打ち、以下黒白交互に任意の場所に打つ。
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