王位継承とその後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/17 02:01 UTC 版)
復讐を遂げたシグムンドは自国へ帰り簒奪者から王位を取り戻した。彼はボルグヒルドを妃に迎え、彼女との間にヘルギとハームンドをもうけた。しかしシンフィヨトリは継母の弟と一人の女性を争い、彼を殺したためボルグヒルドに毒殺された。シグムンドはボルグヒルドを追放した。 その後、シグムンドはエイリミ王の娘ヒョルディースが美しく聡明で自分の妃にふさわしい女性であるという評判を聞き、エイリミの元を訪れようと思い立った。エイリミはシグムンドが戦を仕掛けるのではないかと警戒していたが、音信を交わすうちに友好を結ぶようになった。シグムンドが国へ着くと、そこにはエイリミと縁続きになるためにヒョルディースを妃に望むフンディングの息子リュングヴィ王も到着していた。2人のうちいずれかを選ぶよう父にいわれたヒョルディースはより優れた王としてシグムンドを選んだ。リュングヴィはこれを恨んで、義父エイリミと共にフーナランドへ出立したシグムンドに宣戦布告した。
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