独立国家として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/25 00:33 UTC 版)
「ドミニカ共和国の歴史」の記事における「独立国家として」の解説
1882年から黒人のウリセス・ウーロー大統領が独裁を開始した。ウーローは黒人という立場でありながらも、白人寡頭支配層の反目を突いて大統領に就任した。交通網の整備や外国資本の導入を図ったが、拙劣な政策を積み重ね、政権末期の外債はとても一国では支払えない程の膨大なものとなっていた。1899年にウーローが暗殺されると、国内的には親ウーロー派と反ウーロー派の政治的対立が続き、対外的には債権国であるフランス、ベルギー、ドイツなどが債務履行を求めて軍艦を派遣する事態となった。
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