狐による髪切り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 06:47 UTC 版)
室町時代に記された万里小路時房の日記『建内記』ではキツネの仕業とされており、中国の類書『太平広記』においても同様に頭髪を切る狐の話が記されていることをあわせて引用している。 江戸時代の随筆『耳嚢』巻四「女の髪を喰う狐の事」には、髪切りの被害があった場所で捕えられたキツネの腹を裂くと、大量の髪が詰まっていたとの話がある。幕末の国学者・朝川鼎による随筆『善庵随筆』には、道士が妖狐を操って髪を切らせているのだ、という説があったことが記されている。
※この「狐による髪切り」の解説は、「髪切り」の解説の一部です。
「狐による髪切り」を含む「髪切り」の記事については、「髪切り」の概要を参照ください。
- 狐による髪切りのページへのリンク