犯罪抑止関連条例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 04:14 UTC 版)
2011年1月、性犯罪前歴者やドメスティックバイオレンス加害者を宮城県警に監視させるために、元犯罪者にGPSの常時携帯を義務付ける条例案を検討した。これは日本はおろか世界にも例がない前代未聞の条例案である。2011年度中の条例案提出を目指していたが、弁護士や人権団体がこの条例案に反対するなか、東日本大震災の発生により有識者懇談会が中断。2013年に有識者懇談会を再開するが、「震災復興を優先したい」として条例案提出を見送った。 2015年3月、GPSの常時携帯に代わり、小学生を対象とした犯罪を抑止するための条例案提出を表明。「小学生を人目につかない場所に誘い出す」「身体を掴む」「付きまとう」などの行為を禁止し、違反した場合は罰金を科すとしている。
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