片山家の系譜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/14 16:59 UTC 版)
片山家の始祖からの系譜を記録した資料は現存しておらず、存在が明確にわかっているのは、ベンガラ(弁柄)業を始めたとされる初代浅治郎(生年不明~1804年(文化4年))以降である。2代目(1777年頃(安永6年)~1847年(弘化4年))から4代目(1821年(文政3年)~没年不明)までの時代に当たる近世末から明治にかけて、吹屋弁柄が最盛期を迎えており、この頃に多くの財を成し、建物の増改築を行ったと考えられている。9代目(1907年(明治40年)~1975年(昭和50年))のとき、片山家の弁柄製造は終焉を迎え、10代目当主(2002年(平成14年)没)の死後、片山家住宅は成羽町に寄贈され、現在に至っている。
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