片和了
片和了
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 07:26 UTC 版)
片和了 (かたあがり) とは、待ち牌が2種類またはそれ以上あるが、そのうちの一部(1種類もしくはそれ以上)の牌について、偶発役でもつかない限りは縛り役の条件を満たせないため和了ることのできないようなテンパイのことである。 (例) 役牌の片和了 發ならば和了できるが、二萬では役がないため和了できない。 (例) タンヤオの片和了 六筒ならば和了れるが、九筒では和了れない。 (例) 多面張の片和了(三色同順) 単純な片和了のほか、このような多面張の片和了もある。この場合、待ちはの4種(本来は5面張となる形だが、が辺張なので4面張)。このうちではの順子が成立し、三色同順で和了れるが、ではの順子が成立しなくなってしまい役が付かない。 このほか片和了がありうる役としては、チャンタ・純チャン・一気通貫・三色同刻が該当する。 また片和了に似た事例としては、門前役の平和・一盃口や、門前役でなくても上に述べたような役を門前で聴牌している場合で、その役になる待ちとならない待ちがあり、その役にならない待ちの方ではツモだと門前清自摸和で和了れるが、ロンでは立直をかけているか偶発役でしか和了れないという例がある。 なお、役が付かない待ち牌の見逃しでも、和了り牌の見逃しとして同巡内フリテンのルールが適用される。
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