爆発事故に至るまで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 06:28 UTC 版)
「朝日アルミ産業」の記事における「爆発事故に至るまで」の解説
工場のすぐ東側には高梁川、西側は新本川(しんぽん)が流れ、2つの河川の間に工場が位置していた。過去にも大水の際は敷地が浸水したことがあった。連日の雨により周囲の川の水位が上昇し、従業員は危機感を持っていたが、上司は操業を続けるように指示していたという。7月6日早朝からアルミニウムの溶解炉の停止作業が行われた。午後8時頃からは、溶解炉の中の溶解アルミニウムを取り出す作業が始められたが、その時には川が氾濫注意水位を超えていた。当時運転中だったのは容量40トンの溶解炉であったが、全て取り出す前に工場が浸水し、午後10時に炉内に溶解アルミニウムが20トンほど残っている状態で全職員が退避した。
※この「爆発事故に至るまで」の解説は、「朝日アルミ産業」の解説の一部です。
「爆発事故に至るまで」を含む「朝日アルミ産業」の記事については、「朝日アルミ産業」の概要を参照ください。
- 爆発事故に至るまでのページへのリンク