熊鬼山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 21:27 UTC 版)
邪馬台国近辺の山の名前。現在の八女市熊渡山。老師とライカを始めとする孤児達が密かに暮らしている。 老師 熊鬼山に住む神仙術の達人。孤児を集めて育て、神仙術を教えている。神仙術以外の様々な事柄にも精通している。 ライカ 主人公。壱与に惚れ、助けようとするうちに、邪馬台国という国そのものに興味を持ち始める。三人のリーダー格で自己主張が強い。優れた神仙術の使い手であらゆる技を使いこなす。雷の鳴る雨の夜、産着に包まれ捨てられているところを、老師に拾われ育てられる。極度のクセ毛で、敵にはカミナリ頭の小童と呼ばれることもある。 ライカ・オタジ・ウツキの三人は三羽烏と名乗ることがある。 オタジ ライカの幼馴染の孤児。神仙術の使い手。一時の感情に流されやすくそれが危機を招くこともあるが、明朗快活な性格。 物語序盤で左腕を失ったことがハンデとならない実力を持つ。 ウツキ ライカの幼馴染の孤児。神仙術の使い手。冷静沈着でライカの良き相談相手でもある。ライカの生き方に彼の器の大きさを見出し付いていくことを決意、共に山を降りる。狗奴国でオタジをかばい捕まった時にキジノヒコによって受けた拷問により視力を失うが、その後の修練により、聴覚や嗅覚が研ぎ澄まされ、戦うこともできるようになった。
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