熊本鎮台の発足
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 19:18 UTC 版)
明治初めの日本の軍隊は、諸藩兵を集めたもので、政府直属の軍隊はなかった。この状態を変えるため、1871年(明治4年)に、東京に御親兵、地方に鎮台を置いた。九州地方には西海道鎮台の名で設置され、すぐに鎮西鎮台と改称した。鎮西鎮台の本営は小倉を予定したが、当面は熊本に置くことにした。 それが、1873年(明治6年)7月19日制定の鎮台条例で、熊本鎮台と改称した。小倉への鎮台移転は行われないままに終わった。鎮台条例は、鎮台の管轄地を軍管と呼んだ。熊本鎮台のは第6軍管で、2つの師管に分けられた。南九州の第13師管と北九州の第14師管である。
※この「熊本鎮台の発足」の解説は、「熊本鎮台」の解説の一部です。
「熊本鎮台の発足」を含む「熊本鎮台」の記事については、「熊本鎮台」の概要を参照ください。
- 熊本鎮台の発足のページへのリンク