熊本都市バス小峯営業所とは? わかりやすく解説

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熊本都市バス小峯営業所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/19 07:16 UTC 版)

熊本都市バス小峯営業所(くまもととしばすおみねえいぎょうしょ)は、熊本都市バスバス営業所の一つ。2012年4月、熊本市営バスからの路線委譲に伴い、熊本市営バス小峯営業所敷地内に開設された。所在地は熊本県熊本市東区月出5丁目2番35号、最寄り(併設)バス停は「小峯営業所」。熊本市東部(県庁・健軍・京塚・帯山・長嶺)方面および中西部(島崎)方面を主に担当し、上熊本営業所との共管路線が多い。

2021年4月1日より、熊本都市圏における路線バス5社(九州産交バス・産交バス・熊本都市バス・熊本バス熊本電鉄バス)共同事業化が開始されたのに伴い、それによって当営業所の担当路線が一部変更となっている。

定期点検程度の自社整備工場を併せ持っているが、車検・整備は九州産交オートサービスに委託されている。

担当路線

現行路線

路線名 案内番号 起点 運行経由地 終点 備考
昭和町線 F4-1
F4-2
上熊本駅 - 京町本丁 - 坪井横町 - 子飼橋 - 大江渡鹿 - 県立劇場前 - 渡瀬 - 競輪場前 - 京塚 - 自衛隊通り - *昭和町 - 東本町 一部に熊本市民病院を経由する系統あり(熊本市民病院経由はF4-2、それ以外はF4-1
昭和町周辺は一方向の循環[注釈 1]
上熊本営業所との共管[注釈 2]
上熊本線 K1-2 上熊本駅 - 県立体育館 - 壺井橋 - 市役所前 - 味噌天神 - 県庁前 - 動植物園西口 桜町BT非経由
この他に、県会議事堂系統(K6-0)があるが、こちらは上熊本営業所が担当。当営業所が担当する系統は、表記のみの運行である。
J1-1 - 県立体育館 - 壺井橋 - 市役所前 - 味噌天神 - 水前寺駅前 - 競輪場前 - 帯山 - 小峯営業所
島崎保田窪線 W1-1
H1-1
荒尾橋 - *桜町BT - *水道町 - 味噌天神 - 熊高正門 - 保田窪入口 - 帯山 - 県立大学前 - 日赤病院 - 長嶺団地
小峯営業所
系統番号は、長嶺団地/小峯営業所行き及び同方面から桜町BT止まりは「H2-1」、荒尾橋方面行きおよび同方面から桜町BT止まりと水道町行きは「W2-1」となる。
方向幕の行先表記は、桜町BT・荒尾橋行きは「桜町・荒尾橋」、長嶺団地行きは「日赤・長嶺」、小峯営業所行きは「日赤・月出
上熊本営業所との共管
W2-1
H2-1
- *桜町BT - *水道町 - 味噌天神 - 水前寺駅前 - 保田窪入口 - 帯山 - 県立大学前 - 日赤病院 - 長嶺団地
小峯営業所
帯山線 H3-1 桜町BT - 味噌天神 - 砂取校前 - 県庁西門通り - グランド(水前寺運動公園)前 - 帯山 - 県立大学前 - 日赤病院 - 長嶺団地
小峯営業所
熊本市営バス時代の旧称は「川尻帯山線
託麻南系統の日赤病院経由は表記方向のみの運行。
方向幕の行先表記は、長嶺団地行きは「日赤・長嶺」、小峯営業所行きは「日赤・月出
H3-4については、表記方向のみの運行となる。
上熊本営業所との共管[注釈 3]
H3-2 - 味噌天神 - 砂取校前 - 県庁西門通り - グランド(水前寺運動公園)前 - 尾ノ上小前 - 自衛隊通り - 新外入口 - |県立大学前 - 日赤病院 - 長嶺団地
H3-3 - 味噌天神 - 砂取校前 - 県庁西門通り - グランド(水前寺運動公園)前 - 帯山 - 鉄工団地前 - 日赤病院北口 - 託麻南
H3-4 - 味噌天神 - 砂取校前 - 県庁西門通り - グランド(水前寺運動公園)前 - 帯山 - 県立大学前 - 日赤病院 -
熊本駅県庁線 K6-0 熊本駅 - 大学病院前 - 尚絅校前 - 県庁前 - *県会議事堂前 - 京塚 - 小峯営業所 県会議事堂折り返し便あり。
熊本駅保田窪線 H4-1 熊本駅前 - 大学病院前 - 尚絅校前 - 大江渡鹿 - 県立劇場 - 熊高正門 - 保田窪入口 - 帯山 - 日赤病院 - 長嶺団地 2021年3月末まで熊本駅長嶺線として運行してきたが、熊本都市圏の路線バス再編に伴う国体道路の事業者一本化に伴い、熊本駅長嶺線から熊本駅保田窪線に変更。
表記の方向のみ運行。
小峯京塚線 J1-1 蓮台寺 - 熊本駅前 - *桜町BT - 水前寺駅前 - 競輪場前 - 京塚 - 新外 - 小峯営業所 2015年3月31日熊本市営バス最終日まで運行された路線で、同年4月1日に移譲された最後の市営バスからの移管路線である。
東稜高校前~小峯への延伸と、旧・味6(現:J3-3)系統の新設は、都市バスへの移管と同時に実施された。なお、味6系統新設に伴い、味4東部交流センター前経由三山荘系統のみ統合廃止されている。
J1系統については基本的に三山荘までの運行であるが、小峯営業所または小峯折り返し便もあり。小峯停留所については、三山荘までの便と小峯止まりの便とでは乗降場所が異なる。
J1-2 - 熊本駅前 - <この区間はJ1-1に同じ> - 小峯営業所 - 小峯
J1-3 - 熊本駅前 - <この区間はJ1-2に同じ> - 小峯 - 西戸島 - 竜穴 - 三山荘
J2-2 桜町BT - 水前寺駅前 - 競輪場前 - 京塚 - 新外 - 小峯営業所(東稜高校入口) - 東稜高校 - 小峯
J3-3 - 水前寺駅前 - 競輪場前 - 京塚 - 新外 - 小峯営業所 - 小峯 - 西戸島 - 葉山団地入口 - 戸島神社前 - 東部交流センター前 - 三山荘
東西線 G1-2 熊本駅前 - 桜町BT - 熊本整形外科病院前[注釈 4] - 大江渡鹿 - 保田窪新道 - 日赤病院北口 - 託麻南 - トラックTM 2021年4月1日九州産交バスより譲受。[注釈 5]
本山営業所との共管路線。
G1-5 - 桜町BT - 熊本整形外科病院前 - 大江渡鹿 - 保田窪新道 - 日赤病院 - 長嶺団地 - 免許センター - パークドーム
熊本駅長嶺線 G1-6 熊本駅前 - 大学病院前 - 尚絅校前 - 熊本整形外科病院前 - 保田窪四ツ角 - 日赤病院 - 長嶺団地 - 長嶺小学校前 熊本都市圏の路線バス再編に伴い、2021年4月より産業道路・国体道路経由(桜町BT非経由)の熊本駅直行便を新設。この際、路線名称については熊本駅保田窪線の路線名を踏襲している。
健軍長嶺線
(通称:ゾーンバス)
Y1-1 若葉校前 - 健軍電停前 - 東町団地 - 新外入口 - 日赤病院 - 長嶺団地 2013年4月、熊本市交通局から譲受。かつては複数の系統があったものの、2020年9月末をもって一部路線を廃止したため、現在は1系統のみ[1]
2022年10月から路線運行をTaKuRoo(タクルー)(世安営業所)が委託[2]
運用に使用する車両もハイエースコミューター(乗客定員9名)に変更[3]

過去の担当路線

ゆうゆうバス(区バス)
  • 託麻長嶺環状線(別称:区バス託麻循環ルート)。2015年3月31日をもって運行中止。なお、同年10月1日より、健軍長嶺線の一部を託麻総合出張所前(現:託麻まちづくりセンター)まで延伸して代替としていたが、こちらも2020年9月末を以って廃止されている。。
    • 2014年4月1日から2015年3月31日(運行終了時)までのルート
      • 長嶺小学校前 → 日赤病院前 → 鉄工団地前 → 託麻南 → 大和団地中央 → 託麻総合出張所前 → 松の本 → 迎八反田 → 鉄工団地前 → 日赤病院前 → 長嶺小学校前
    • 2013年4月1日から2014年3月31日までのルート
      • 長嶺団地 → 長嶺南八丁目 → トラックターミナル前 → 小山団地 → 託麻総合出張所入口 → 松の本 → 迎八反田 → 鉄工団地前 → 日赤病院前 → 長嶺団地
    • 2012年4月1日(運行開始日)から2013年3月31日までのルート
      • 長嶺団地 → 長嶺南八丁目 → トラックターミナル前 → 小山団地 → 託麻総合出張所入口 → 松の本 → 迎八反田 → 長嶺郵便局前 → 長嶺団地
東町団地線
  • L3-1 桜町BT - 電車通り - 健軍電停 - 東町団地(桜町BT方面から折り返しあり) - 新外入口 - 小峯営業所(東町団地止めあり)
    • 2013年4月、熊本市交通局から譲受。東町団地止は、運輸支局前→公務員アパート前→(第二空港線)→山立窪→東町団地の順で折り返す。なお、途中の第二空港線に東町中央バス停があるが、桜町BTとは逆向きであり誤乗の可能性があること、また車線変更の必要が発生する為、敢えて通過していた。2020年9月30日をもって全線廃止。なおこの路線の廃止により熊本都市バスは電車通り区間のうち、水前寺公園前県立図書館入口~健軍電停前の区間から撤退したことになる。[4]
健軍長嶺線(通称ゾーンバス
  • Y0-1/Y0-3 長嶺団地 - 日赤病院 - 東郵便局前 - 健軍電停前 - 東町団地 - 新外入口 - 日赤病院 - 長嶺団地
  • Y1-4 若葉校前 - 健軍電停前 - 東町団地 - 新外入口 - 日赤病院 - 長嶺団地 - 長嶺四ツ角 - 託麻南 - 大和団地中央 - 託麻まちづくりセンター
    • 2013年4月、熊本市交通局から譲受。Y1-4系統は上記ゆうゆうバス託麻循環ルートの一部区間を延伸した路線。東町団地線と同じく2020年9月30日もって廃止。
池田健軍線
  • A1-1 富尾団地 - 池田2丁目(旧:NTT研修センター前) - 京町本丁 - 市役所前 - 味噌天神前 - 県庁前 - 湖東1丁目(旧:熊本市民病院前) - 動植物園前 - 健軍本通り - 若葉小学校前
    • かつてはNTT研修センター(現:池田2丁目)での折返し便も存在したが、2015年4月より全ての便が富尾団地まで延伸。
    • 2021年4月1日より熊本都市圏における路線バス5社共同経営化の一環により、同日を以って九州産交バスへ路線移譲。
東バイパスライナー
  • HL 西部車庫 - 近見町 - 済生会病院 - 田井島 - 熊本中央病院 - 湖東1丁目(旧:熊本市民病院前) - 帯山 - 日赤病院 - 長嶺団地
    • 九州産交バス・熊本バスとの共同運行
    • 2021年4月1日を以って運行撤退。運行ダイヤはそのままに、当社担当ダイヤは九州産交バスへ移譲。
    • その後、2024年4月1日を以って路線廃止。
秋津健軍線
  • K1-1 桜町BT - 通町筋 - 水前寺駅通 - 県庁前 - 湖東1丁目 - 動植物園前 - 広木 - 若葉校前 - 秋津小楠記念館前
    • 旧・野口健軍線。旧・西2系統(春日校経由)は当社発足時に先行譲渡され、本山営業所が担当していたが、2019年月1日を以って産交バスに譲渡。2013年4月に熊本市交通局から譲受、2022年11月に産交バスに譲渡(一部停留所は廃止)。
  • Y2-1 秋津小楠記念館前 - 健軍電停前 - 東町団地 - 新外入口 - 小峯営業所
    • こちらは小峯営業所への入庫系統も兼ねる路線、健軍長嶺線同様、ゾーンバスと呼ばれていた。2022年11月に路線廃止。

車両

小峯営業所停留所

この項目ではバスターミナルしての「小峯営業所」発着便を表記。なお一部を除き路線名を省略および熊本桜町バスターミナル桜町BTに省略。

系統 行先 備考
小峯営業所構内
京塚経由桜町BT、熊本駅方面
J1-1・J1-2・J1-3・J3-3 桜町BT、熊本駅前(水前寺駅前・味噌天神前通町筋・桜町BT経由) 「熊本駅前」は本数少。
K6-0 熊本駅前(県会議事堂前・県庁前・交通局前大学病院前経由) 平日早朝2便のみ
月出・長嶺団地経由桜町BT、島崎方面
H1-1・W1-1 (H1-1)桜町BT、(W1-1)荒尾橋(日赤病院前・帯山・熊高正門前・味噌天神前・通町筋・桜町BT・慈恵病院前経由) 本数少。
W2-1 荒尾橋(日赤病院前・帯山・水前寺駅前・味噌天神前・通町筋・桜町BT・慈恵病院前経由) 本数少。
H3-1 桜町BT(日赤病院前・帯山・県庁西門通り・味噌天神前・通町筋経由) 本数少。
小峯、三山荘方面
J1-2 小峯<回転場>  
J1-3 三山荘(小峯・戸島団地経由)  
J3-3 三山荘(小峯・西戸島団地・戸島神社前経由)  
小峯営業所(東稜高校支線) - 100m西側
J2-2 桜町BT(京塚・水前寺駅前・味噌天神前・通町筋経由)
小峯<回転場>(東稜高校前)
本数少(日祝日は運休)。

脚注

注釈

  1. ^ 第二高校前→自衛隊病院前→昭和町(始発あり)→東本町(終点)→東区役所→第二高校前の順である。
  2. ^ ただし、当営業所は平日のみの運行。土日祝日は上熊本担当便のみが運行し、当営業所は運行しない。
  3. ^ ただし、H3-2は当営業所のみの運行。
  4. ^ 以前この場所にはくまもと森都総合病院が存在した。このため、バス停名も「逓信病院前」→「NTT病院前」→「森都病院前」→「大江4丁目」と幾度に渡り名称変更している
  5. ^ 九州産交バス担当時代はいずれも西部車庫始発着で田崎市場・熊本駅を経由していたが、この区間は廃止となり、全て熊本駅始発着に短縮して路線継承。

出典

関連項目

外部リンク



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