熊の湯・横手山エリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 02:29 UTC 版)
「志賀高原スキー場」の記事における「熊の湯・横手山エリア」の解説
長野県と群馬県との境界にある本エリアは、最高地点標高2,307mの横手山から最下部笠岳までを結ぶ131haのゲレンデである。熊の湯スキー場のモーグルコースのコブ斜面、横手山スキー場の眼下に広がる大パノラマ・パウダースノー・全長約4kmにも及ぶロングコース等が好評を博している。宿泊施設の多い熊の湯スキー場は古くから温泉地としても知られる。熊の湯スキー場に隣接してかつて存在した笠岳スキー場、ならびに隔地に存在した石の湯スキー場および木戸池スキー場(木戸池ゲレンデ)の3つのスキー場は、索道が営業していた時代に志賀高原観光協会の区分けで「熊の湯」エリアに属していたことから本エリアとして扱っている。 標高が高く気温が低いため、冬季は自然の厳しさを十二分に満喫する事ができ、横手山スキー場および渋峠スキー場では、例年5月下旬まで営業している。 熊の湯スキー場から横手山スキー場へは連絡コースで滑り込むことができる(国道292号冬季通行止め区間を滑る横手山スキー場の初心者コース(道路周りコース)に接続する)が、横手山スキー場から熊の湯スキー場への移動は、横手山スキー場のゲレンデ最下部においてスキー板を外して、国道292号(冬期にも通行止めになっていない区間)を横断して250mほど歩く必要があり楽ではない。 本エリアは、渋峠スキー場を除き長くスノーボード禁止でスキーオンリーのゲレンデとしては国内随一の規模を誇っていた。2007-2008シーズンより、山頂付近の一部と熊の湯スキー場を除きスノーボードでの滑走が可能となり、2015-2016シーズンには横手山スキー場のクイーンゲレンデを除きスノーボードが解禁された。 営業中のスキー場熊の湯スキー場 横手山スキー場 渋峠スキー場 木戸池スキー場(木戸池ゲレンデ):索道なし。 休業中・廃止スキー場笠岳スキー場 前山スキー場 石の湯スキー場
※この「熊の湯・横手山エリア」の解説は、「志賀高原スキー場」の解説の一部です。
「熊の湯・横手山エリア」を含む「志賀高原スキー場」の記事については、「志賀高原スキー場」の概要を参照ください。
- 熊の湯・横手山エリアのページへのリンク