無限の終わり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 16:10 UTC 版)
ある観点では、オムニバースの部分集合の可能性の数は有限である。オムニバースは人により概念化される最も大きい集合である。そのような観点はときおり"無限の終わり" (end of infinity) と呼ばれる。この観点は、多元宇宙、多世界解釈、M理論、パラレルワールド、可能世界などオムニバースをユニバースに分割する理論において基礎付けされている。 語源学的に、"ユニバース"という語は一つの実在の全体を言及することを意味する。ユニ (Uni-) は「一」を表す接頭辞であり、オムニ (Omni-) は「全」、マルチ (Multi-) は「多」、メタ (Meta-) は「超」、そしてゼノ (Xeno-) は「異」を表す接頭辞である。 すなわち、オムニバースはすべての可能な宇宙を包含することを表す。 それに対して、マルチバースは複数の宇宙を包含する。
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