炙甘草湯とは? わかりやすく解説

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炙甘草湯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/04 01:16 UTC 版)

炙甘草湯(しゃかんぞうとう)は、漢方方剤処方のひとつ。別名「復脈湯」とも呼ばれる。

概要

不整脈動悸息切れ、心臓神経症、心臓弁膜症バセドウ病に伴う呼吸困難などに効果があり、貧血や体力がなく顔色が悪く疲れやすい虚証、燥証体質に向く。便秘、乾燥肌、口渇などをともなうときに適する。炙甘草は、甘草を火であぶったもので、火を通すことで体力を補強する作用が増強されるとされる[1][2][3]

組成

[1][2][2][3]

適応

  • 体力の落ちているものの動悸、息切れ、不整脈など。
  • 虚弱体質
  • 心臓神経症
  • 心臓弁膜症

[1][2][3]

用法

  • 成人の場合、1日9.0gを2~3回に分割し、食前または食間に経口服用する。年齢、体重、症状により増減する。

副作用

[1][2][3]

注意事項

以下の者は、服用に注意。

  • 医師の治療を受けている人。
  • 妊婦又は妊娠の可能性のある人。
  • 生後3ヶ月未満の乳児
  • 発疹・かゆみ等、アレルギーの既往歴のある人。
  • 1ヵ月以上服用しても症状がよくならない場合は医師に相談。

[1][2][3]

脚注

[脚注の使い方]

関連項目





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