濱の宝

品種登録データベース

濱の宝【ﾊﾏﾉﾀｶﾗ】（野菜）

	登録番号	第14048号
	登録年月日	2006年 3月 20日
	農林水産植物の種類	たまねぎ
	登録品種の名称及びその読み	濱の宝 　よみ：ﾊﾏﾉﾀｶﾗ
	品種登録の有効期限	25 年
	育成者権の消滅日
	品種登録者の名称	カネコ種苗株式会社
	品種登録者の住所	群馬県前橋市古市町一丁目５０番地１２
登録品種の育成をした者の氏名	玉井隆行
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「貝塚早生」の選抜系統に静岡在来早生系統の選抜系統を交配して育成されたものであり、草姿は半立性、球の縦断面は中甲形で外皮の色が黄褐淡の品種である。草丈はやや低、草姿は半立、最大葉身の径は中、葉の色は淡緑、ろう質の有無は有である。球の重さはやや小、高さはやや低、径はやや小、縦断面の形は中甲、外皮の色は黄褐淡、外皮のはげやすさはやや易、球のしまりはやや軟、肉質は中、りん片の色は帯緑、内部分球数は１である。収穫期は早、抽だい性は易、貯蔵中のほう芽性、腐敗及び球形の変化は中である。「関西エクスプレス」と比較して、球の縦断面の形が中甲であること、外皮のはげやすさが易しいこと等で、「極早生－３２０」と比較して、外皮の色が黄褐淡であること、外皮のはげやすさが易しいこと等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は、昭和63年に出願者のほ場（群馬県佐波郡赤堀町）において、「貝塚早生」の選抜系統に静岡在来早生系統の選抜系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。