漢語の読み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 15:17 UTC 版)
放送が開始されると、アナウンサーのことばの「誤り」について様々な意見が寄せられるが、多くが漢語・漢字語の読みについてであった。これらの状況は、当時においては漢語の読みに相当の「ゆれ」があった事が原因と考えられる。一例としては、「暗中模索」について同委員会が作成した資料や同時期の和英大辞典は「アンチューモサク」としているが、同時期の広辞苑には「アンチューボサク(正しくはアンチューバクサク)」と記されている。このような読みのゆれは366項目に及ぶとされるが、同委員会は多くの資料を吟味して慎重に審議しつつ、その決定は伝統的な読みよりも全体的な規則性を重視した新しい読みに統一しようとする傾向がみられる。また、その決定は現在に継承されているものも多い。
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