漢語系語彙の将来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 02:10 UTC 版)
日本語、朝鮮語、ベトナム語は、かなり古い時期より漢字をその体系ごと借用してきた。これらの言語は、いわゆる漢字文化を共有しており、「漢字あってこその語彙体系である」と言っても過言ではない。 したがって南北朝鮮やベトナムにおいて表記手段としての漢字が失われつつある現代においては、漢語系語彙が今後どのように展開するかが注目されている。一説には便利のよい形態素として存続すると言われるが、漢字という語彙体系の本幹を失ったこれら言語のたどるであろう道筋は興味深い問題であるといえる。
※この「漢語系語彙の将来」の解説は、「漢語系語彙」の解説の一部です。
「漢語系語彙の将来」を含む「漢語系語彙」の記事については、「漢語系語彙」の概要を参照ください。
- 漢語系語彙の将来のページへのリンク