漢方薬・生薬ほか
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 05:49 UTC 版)
漢方薬・生薬(補助的役割) 2017年後半に、慶応大学病院などの研究で、「青黛(セイタイ)」が治療にきわめて有効であることが報告された。ただし青黛の副作用が、厚生労働省に複数報告されている。副作用は肺動脈性肺高血圧症(難病)で、複数報告例がある。したがって、使用に当たっては医師への相談が必要である。 また価格が500gあたり4,200円(例)など、やや高めなのも難点である。漢方薬局では、田七人参、桃花湯、黄土などが処方されることもある。いずれも止血作用などがある。 だが、治療の主体はあくまでも化学薬品であるペンタサ、アサコール、リアルダである。 サプリメント DHA、EPA(魚油)は、炎症を抑制する作用があるとされているが、効果は限定的。またリノール酸が多すぎると、体内に炎症が起きやすいとの研究報告もある。グルコシルセラミドが腸の炎症を抑制するとの報告もある。 人工甘味料 アスパルテームなどの人工甘味料は、腸内細菌叢に影響を与える。体重増加や2型糖尿病、腸疾患の発症リスク上昇の関連があるとする報告がある。
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