演奏活動・評価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/06 19:01 UTC 版)
「カール・フリードベルク」の記事における「演奏活動・評価」の解説
フリードベルクは60年以上にわたって欧米でピアニストとして演奏を続けた。1900年12月2日にグスタフ・マーラーの指揮するウィーン宮廷管弦楽団と共演して公式のデビューを果たした。但し、1893年には全曲ブラームス作品によるリサイタルを本人立ち会いのもとに行い、作曲者から称賛を得た。その後はブラームスのピアノ曲のほとんどについて、作曲者本人の個人指導により特訓を受けている。1920年にはアルトゥル・シュナーベルの後任として、カール・フレッシュとフーゴ・ベッカーが結成したピアノ三重奏団に加入し、1932年に解散するまで室内楽奏者として活動した。アメリカではフリッツ・クライスラーと数多くのリサイタルで共演しており、1937年にはダニエル・カルピロフスキーやフェリックス・サルモンドと自前のピアノ三重奏団を結成している。 フリードベルクはレパートリーの幅広い演奏家であったが、一般的にベートーヴェンやシューマン、ブラームスのピアノ曲と結びつけられることが多い。
※この「演奏活動・評価」の解説は、「カール・フリードベルク」の解説の一部です。
「演奏活動・評価」を含む「カール・フリードベルク」の記事については、「カール・フリードベルク」の概要を参照ください。
- 演奏活動・評価のページへのリンク