湯呑茶碗など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 22:15 UTC 版)
ヨーロッパでは、茶碗に相当する器は cup である。東アジアから喫茶の習慣が伝わった当初は、把手のないカップが主流であったが、次第に把手付きのものが増え、やがてこれが普通となった。英語では把手のないものを tea bowl、把手のあるものを tea cup と呼び分ける。cup はその後更にビュートシェイプ、ピオニーシェイプ、ロンドンシェイプなど様々な形(シェイプ)の変化を生じた。またコーヒー用のカップはcoffee cupと呼ばれるが、紅茶、コーヒー兼用の形もある。ヨーロッパでは茶托に当るものはカップソーサーと呼ばれ、カップと同様の材質、デザインで作られ、カップとセットになっているのが普通。材質は磁器、または炻器製が圧倒的に多い。また米飯用の食器は rice bowl と呼ばれる。
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