速度ポテンシャル
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速度ポテンシャル(そくどポテンシャル、英: Velocity potential)[1][2]は、流体力学において、渦なし流れの解析に用いられる。速度ポテンシャルを持つ流れをポテンシャル流と呼ぶ。
- ^ 巽友正 『流体力学』培風館、1982年。ISBN 4-563-02421-X。
- ^ 今井功 『流体力学(前編)』裳華房、1997年。ISBN 4-7853-2314-0。
- 1 速度ポテンシャルとは
- 2 速度ポテンシャルの概要
- 3 関連項目
渦なし流れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/28 04:01 UTC 版)
詳細は「:en:Irrotational flow」を参照 渦なし流れにおいては u {\displaystyle \mathbf {u} } の回転 は0であり: ∇ × u = 0 {\displaystyle \nabla \times \mathbf {u} =0} が成り立つ。ここで u {\displaystyle \mathbf {u} } は非回転的ベクトル場(英語版)。 非回転的な単連結空間 における流れは速度ポテンシャル Φ {\displaystyle \Phi } ( u = ∇ Φ {\displaystyle \mathbf {u} =\nabla \Phi } )を用いることにより、ポテンシャル流として表される。渦なしかつ非圧縮性の流れにおいては、速度ポテンシャルのラプラス作用素は0であり: Δ Φ = 0 {\displaystyle \Delta \Phi =0} となる。
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