渡辺直彦とは? わかりやすく解説

渡辺直彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/11 06:05 UTC 版)

渡辺 直彦(わたなべ なおひこ、1931年11月10日[1] - 2002年5月14日)は、日本歴史学者東京大学史料編纂所教授。文学博士

人物

広島県出身。1958年、國學院大學文学部史学科を卒業、1963年、國學院大學大学院文学研究科を単位取得し、國學院大學文学部助手に着任。同年、東京大学史料編纂所に転任し、1979年助教授、1982年教授、『大日本史料』第2編の編修に従事した。1985年に史料編纂所を退職の後は、駒澤大学文学部教授を1996年に退職するまでつとめた。

2002年5月14日、脳梗塞のため死去[1]

専門は日本古代史。主著である『日本古代官位制度の基礎的研究』によって、1973年に國學院大學より文学博士の学位を取得、また三矢博士記念賞を受賞した。平安時代古記録儀式書の校訂にも功績を残した。

著書

  • 『日本古代官位制度の基礎的研究』 吉川弘文館、1972年(1978年増訂版)

編著

校訂

  • 『史料纂集 権記』1-3 続群書類従完成会、1978年-
  • 『神道大系 儀式・内裏式』 神道大系編纂会、1980年
  • 『神道大系 江家次第』 神道大系編纂会、1991年
  • 『続神道大系 侍中群要』 神道大系編纂会、1998年

脚注

  1. ^ a b 『現代物故者事典2000~2002』(日外アソシエーツ、2003年)p.684




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