消滅した湖沼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 05:10 UTC 版)
安積沼(あさかぬま) - 14世紀頃は現・郡山市片平から日和田まで約7 km続く巨大な沼だったが徐々に消滅。花かつみが群生していたと伝わる。 今江潟(いまえがた) - 昭和期の干拓により消滅。石川県小松市の辺り。 浮島沼(うきしまぬま) - 江戸時代からの埋立てなどで消滅。現在は湿地帯の浮島ヶ原。静岡県沼津市と富士市に跨る辺り。 巨椋池(おぐらいけ) - 淡水湖で、土木工事や干拓事業により、消滅。現・京都府京都市、宇治市、久御山町の辺り。 河内湖(かわちこ) - 古墳時代に干拓が始まり、江戸時代には消滅。干拓前は最奥部が現在の大阪府枚方市の辺りにあり、寝屋川市・門真市・守口市・四条畷市・大東市・東大阪市・八尾市に該当する範囲に及んでいた。 見沼(みぬま) - 江戸時代の享保期に新田開発のために干拓され、消滅。現在は一部市街化、公園化しているが「見沼田圃」と呼ばれる耕地整理された広大な農地となっている。現・埼玉県さいたま市の辺り。 鴻沼(こうぬま) - 江戸時代の享保期に新田開発のために干拓され、消滅。現在は市街化している。現・埼玉県さいたま市の辺り。 黒沼(くろぬま) - 江戸時代の享保期に新田開発のために干拓され、消滅。現在は農地としてその原型をとどめている。現・埼玉県さいたま市・春日部市の辺り。 椿海(つばきのうみ) - 江戸時代に干拓され、消滅。51 km2の大きさだったと言われる。現・千葉県旭市、東庄町、匝瑳市の辺り。 ふじみ湖(ふじみこ) - 茨城県笠間市に存在した。2002年、工事で埋め立てられ、消滅。 放生津潟(ほうじょうづがた) - 富山県射水市に存在した。干拓や掘削で消滅。 臼井沼(うすいぬま) - 山梨県中央市に存在した。地方病 (日本住血吸虫症)予防のために埋め立てられ消滅。現在は市街化している。
※この「消滅した湖沼」の解説は、「日本の湖沼一覧」の解説の一部です。
「消滅した湖沼」を含む「日本の湖沼一覧」の記事については、「日本の湖沼一覧」の概要を参照ください。
- 消滅した湖沼のページへのリンク