海軍武器庫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/14 07:30 UTC 版)
「コンコード (カリフォルニア州)」の記事における「海軍武器庫」の解説
市の北には1942年に開設されたコンコード海軍武器庫がある。第二次世界大戦中は武器の貯蔵庫として機能し、ポートシカゴにて船に積まれた。ベトナム戦争から湾岸戦争中にかけて、東南アジアや中東へ数千トンの武器を積み出した。 武器庫は2つのエリアで構成されている。内陸エリアは21km2の広さでコンコード市内に入っている。海側エリアは31km2の広さがある。軍事活動の方針が変わったため、内陸エリアの一部は操業停止になり始め、1999年までに武器庫には最小限の部隊だけを配置するようになった。2007年、連邦政府は武器庫の内陸側を閉鎖すると発表した。海側エリアはまだ閉鎖される予定が決まっていない。海側エリアは陸軍配備流通コマンドに移管され、現在ミリタリー・オーシャン・ターミナル・コンコードとなっている。市は跡地を再開発する計画と、大部分を空き地や公園とする計画を検討している。このテーマについて市は多くの議論を重ねており、どの計画も海軍からの承認を得ることが必要となる。
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