海水電池
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/01 02:27 UTC 版)
海水電池(かいすいでんち、英: seawater cell)とは、リザーブ電池であり、鹹水を電解液として利用する注水電池の一種である[1]。 これは、原理的には、ボルタ電池の一種である[2]。
海水程度の濃度で動作するので、海上での利用(海水を注入して動作させる)を想定して、「海水」の名が冠されている。
なお、塩化銅注水電池などは水電池として区別される[3]。
動作原理
この電池は、安定した保存のために、電槽中に鹹水が入っていない状態で保存されている。 使用する時には、鹹水を注入することで、起電力が発生する。 この仕組みから自明なように、海水電池は、一次電池であり、発電はできるが充電はできない。
海水電池と同じ種類の言葉
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