海保の機動救難士の配置及び航空機配備数の見直し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 18:05 UTC 版)
「知床遊覧船沈没事故」の記事における「海保の機動救難士の配置及び航空機配備数の見直し」の解説
捜索の初動において、遭難区域担当の海保航空機が整備と別任務のために到着に時間を要した(詳細は捜索活動の項参照)ことから、機動救難士の配置と航空機配備数の見直しが図られた。当時、事故現場を含んだオホーツク海周辺などの道東、道北地方は、事故発生時にいち早く救助に向かう機動救難士が対応できない状態であった。そのため、海保は釧路航空基地にて、新たに機動救難士を配置、事故発生後いち早く救助が行える範囲が拡大されることになった。また、海保の航空基地13か所のうち10か所については配備機数が2機しかなく、今回のような状況が起こりえるため、釧路航空基地を含む全基地に対する3機配備を進めていく方針が示された。
※この「海保の機動救難士の配置及び航空機配備数の見直し」の解説は、「知床遊覧船沈没事故」の解説の一部です。
「海保の機動救難士の配置及び航空機配備数の見直し」を含む「知床遊覧船沈没事故」の記事については、「知床遊覧船沈没事故」の概要を参照ください。
- 海保の機動救難士の配置及び航空機配備数の見直しのページへのリンク