洋上データセンターとは? わかりやすく解説

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洋上データセンター

読み方:ようじょうデータセンター
別名:海上データセンター浮遊データセンター
英語:floating data center

大量コンピューター集積し通信システム運用データの提供などを行う施設のうち、海上浮遊する形態をとるもののこと。2013年11月現在、米国Google社が洋上データセンターの研究開発行っており、同社2009年に、洋上データセンターに関する特許取得している。その特許によれば、洋上データセンターは沖合3~7マイル海上建設され海底ケーブルによって陸上データセンター結ばれるという。

一般的に、洋上データセンターの利点としては、大量コンピューター冷却するのに必要な容易に得られること、潮汐発電によって自前エネルギー確保できること、土地代やそれに関連する税金などのコスト節約できることなどが挙げられている。また、Google申請した特許によると、洋上データセンターの可動性利用して通信遅延パケット損失などを防ぐために、ユーザーにより近い場所にデータセンター設けたり災害通信途絶した地域に洋上データセンターを移動させ、速やかに通信復旧させたりする効果などもあるとされている。

2013年Googleカリフォルニア州メイン州海上謎の建造物建設していることが話題集め、それらが洋上データセンターである可能性が高いといわれていた。Google建造物に関するコメント長らく差し控えていたが、2013年11月に、それらが洋上データセンターであることを公式に否定している。



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