浜菅

デジタル大辞泉

はま‐すげ【浜^×菅】

読み方：はますげ

カヤツリグサ科の多年草。海辺や河原に生え、高さ20〜30センチ。葉は堅く、線形。夏から秋、茎の頂に細い苞(ほう)を数枚つけ、その中心から穂を出す。塊根を漢方で香附子(こうぶし)といい、薬用。《季 夏》

植物図鑑

はますげ (浜菅)

●わが国の本州から四国・九州をはじめ、世界の熱帯・亜熱帯地域に広く分布しています。海岸の砂浜や道端、田んぼの畔などに生え、高さは２０～４０センチになります。茎は直立して、線形の葉が叢生します。夏から秋にかけて、茎の先に２～３個の苞葉をだし、その真ん中から不揃いの茶褐色の小穂をつけます。肥大した根茎は、漢方では香附子（こうぶし）と呼ばれ、神経症や月経不順に用いられます。
●カヤツリグサ科カヤツリグサ属の多年草で、学名は Cyperusrotundus。英名は Nut grass。

カヤツリグサのほかの用語一覧

カヤツリグサ：

水蚊帳吊  沙草  沙草蚊帳吊  浜菅  玉蚊帳吊  紙蚊帳吊  蚊帳吊草

>>カヤツリグサカテゴリの他の用語

植物名辞典

浜菅

読み方：ハマスゲ（ｈａｍａｓｕｇｅ）

カヤツリグサ科の多年草、薬用植物

学名 Cyperus rotundus

季語・季題辞典

浜菅

読み方：ハマスゲ（ｈａｍａｓｕｇｅ）

カヤツリグサ科の多年草

季節 夏

分類 植物