浅所への接触
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/04 17:35 UTC 版)
1979年6月28日、16時47分ごろ、石垣港から大阪港へ向かう予定の本船は、石垣港を出港する際、石垣港入口水路で入航して来る小型旅客船を認め、右舵をとって行き会ったが、左舷側からの強風および西北西に流れる最盛期の上げ潮流により圧流され、石垣港南防波堤燈台の東北東約670メートルの浅礁に右舷推進器を擦過した。接触により、右舷推進器のプロペラ翼4枚に曲損を生じ使用不能となったため、減軸運転で大阪港に入港後、修理が行われた。事故原因は、強風および強い潮流下で可航幅が極めて狭い水路を航行する際の操船が不適切で、船体が圧流されていることに気づかず、水路船端部に著しく接近する針路のまま進入したため、とされた。
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