浅井ラボとは? わかりやすく解説

浅井ラボ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/19 04:16 UTC 版)

浅井 ラボ
(あさい ラボ)
誕生 (1974-07-12) 1974年7月12日(50歳)
日本兵庫県神戸市
職業 小説家
国籍 日本
活動期間 2003年 -
ジャンル ダーク・ファンタジー
暗黒ライトノベル
代表作 されど罪人は竜と踊る[1]
主な受賞歴 第7回スニーカー大賞奨励賞[1]
デビュー作 『されど罪人は竜と踊る』
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

(あさい ラボ、1974年7月12日[1] -)は、日本ライトノベル作家兵庫県神戸市出身[1]日本推理作家協会会員。

来歴

造形大学中退後[2][3]漫画家を目指してアシスタント武者修行するも芽が出ず、デザイナーとしての活動など紆余曲折を経て小説執筆に着手。

2002年、『されど咎人は竜と踊る』で第7回スニーカー大賞で奨励賞を受賞。2003年に受賞作を改題・加筆修正した『されど罪人は竜と踊る』が角川スニーカー文庫より刊行される。2004年には同作品がドラマCD化。2005年には「月刊少年エース」8月号増刊「ビーンズエース」にて漫画化される。

作風

人が容赦なく殺されたり理想が砕かれたりするハードでグロテスクな世界観と「社会の負け組」や「他者に共感を抱けない人間」といった生々しいキャラクター描写が特徴。また極めて高度な科学用語や、極めて直接的な残酷描写や性描写が多く、ストーリー自体も非常に重く暗いことからその作風には賛否が分かれている[要出典]。作家仲間やライトノベル好きの間では「暗黒ライトノベル」とも評される。[要出典]

作品リスト

小説

その他

  • コラム『原稿料泥棒』(月刊誌「キャラの!」連載中、イラスト:弘司

補足事項・逸話など

  • 全日本暗黒ライトノベル連合総長という肩書きを持っている。日本SF大会では背中に全日本暗黒ライトノベル連合総長と刺繍された特攻服を着て出演していた。この特攻服は作家仲間の高瀬彼方から送られたものである[5]
  • “電撃の黒い太陽”の異名を取る藤原祐とは暗黒ライトノベル仲間として親交が厚いらしい。

脚注

  1. ^ a b c d 『このライトノベルがすごい!2006』宝島社、2005年12月10日第1刷発行、109頁、ISBN 4-7966-5012-1
  2. ^ 浅井ラボ本人による著作のプロフィールに基づく。在学時には国際美術展にオブジェを出品したとのこと。
  3. ^ 阪神・淡路大震災に被災したことによる怪我が主な原因
  4. ^ されど罪人は竜と踊る :作品情報”. アニメハック. 2020年8月10日閲覧。
  5. ^ 特攻服、LaboPedia

関連項目

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「浅井ラボ」の関連用語

浅井ラボのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



浅井ラボのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの浅井ラボ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS