流行と升田幸三賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/09 14:52 UTC 版)
角交換四間飛車は長沢千和子が2000年前後から女流棋戦で採用しており、男性棋戦では長沢と同郷の木下浩一が2002年ごろに多用。のちに植山悦行がこの戦法を用いて三浦弘行に勝ったことで注目されるようになった。これとは別に上野によると、藤井システムに代わる新たな居飛車穴熊対策を模索していた藤井猛が、元々大学将棋界で用いられていたこの戦法がプロの世界にも入ってきた頃、これに着目し採用したことが流行のきっかけであるとのことである。藤井猛はこの戦法により、2013年度の升田幸三賞を受賞した。
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