津軽恋女
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「津軽恋女」 | ||||
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新沼謙治 の シングル | ||||
初出アルバム『津軽恋女』 | ||||
B面 | さすらい本線 | |||
リリース | ||||
規格 | レコード | |||
ジャンル | 演歌 | |||
時間 | ||||
レーベル | 日本コロムビア・AH-798 | |||
作詞 | 久仁京介 | |||
作曲 | 大倉百人 | |||
チャート最高順位 | ||||
新沼謙治 シングル 年表 | ||||
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EANコード | ||||
EAN 4988001064015 |
『津軽恋女』(つがるこいおんな)は、1987年2月21日に発売された新沼謙治の28枚目のシングル。新沼の代表曲の一つである。
解説
原案は永井俊一[2]、作詞は久仁京介、作曲は大倉百人[注釈 1]。
1978年に日本電信電話公社企画による石崎無線中継所(東津軽郡平舘村、現:東津軽郡外ヶ浜町平舘石崎に1978年に完成した北海道~本州間の無線通信用の鉄筋コンクリート造電波塔、2001年稼働停止。)の建設記録映画、「鉄筋コンクリート造無線塔の建設の主題歌として永井の作詞、大倉(当時は牛車茂名義)の作曲、歌唱によって製作された『津軽の塔』(電波塔の愛称に依る)が原曲。
サビの部分は、太宰治の小説「津軽」の冒頭からヒントを得ており、「津軽には七つの雪が降る」との歌詞から「こな雪・つぶ雪・わた雪・ざらめ雪・みず雪・かた雪・(春待つ)氷雪」で締めくくっている[3]。
新沼は本作で1987年末の「第38回NHK紅白歌合戦」に出場し、2年連続・通算で11回目の紅白歌合戦登場となった。
オリコンチャート最高位は85位留まりだったが、息の長いヒットとなり、現在でも新沼は当曲をテレビで歌唱披露する事が多い。
2008年発売の48枚目のシングル「風列車」に石倉重信によるニュー・アレンジ・バージョンで再録されている[2]。
収録曲
- 両楽曲共に、編曲:若草恵
カバー
- ジェロ : 『COVERS3 〜Roots of JERO〜』(2010年) に収録
脚注
注釈
出典
- ^ オリコンランキング情報サービス「you大樹」
- ^ a b c “風列車 | ディスコグラフィ | 新沼謙治 | 日本コロムビアオフィシャルサイト”. 日本コロムビア公式サイト. 2024年1月20日閲覧。
- ^ 七つの雪
関連項目
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