津田短期大学とは? わかりやすく解説

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津田短期大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/17 06:49 UTC 版)

座標: 北緯35度29分5秒 東経134度15分31秒 / 北緯35.48472度 東経134.25861度 / 35.48472; 134.25861

津田短期大学
大学設置 1955年
創立 1927年
廃止 1982年
学校種別 私立
設置者 学校法人津田学院
本部所在地 鳥取県鳥取市岩倉452-2[注 1]
学部 英語科
家政科
栄養科
保育科
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津田短期大学(つだたんきだいがく)は、鳥取県鳥取市岩倉452-2[注 1]に本部を置いていた日本私立大学である。1955年に設置され、1982年に廃止された。大学の略称は津田短大(つだたんだい)。

概要

大学全体

建学の精神(校訓・理念・学是)

  • 津田短期大学の教育理念は「学問、技術、自主の学園として、真理と正義を愛し、人間の福祉に貢献しうる女子の教育」となっていた[4]

教育および研究

  • 津田短期大学は1927年に創設された英語塾が起源となっていることから、英語教育にはとりわけ力をいれていたようである。

学風および特色

  • 津田短期大学の学名は創始者である津田善清にちなむ[4]
  • 最終的には女子短大ではあったが、当初は僅かながら男子学生が在籍していた時期もあった[5][6][7]

沿革

  • 1927年 大阪市阿倍野区に津田専門学院を創設する[4]
  • 1946年 津田女子専門学院が設置認可される。[8]
  • 1955年
    • 2月1日 左記をもって、学校法人津田カレッヂによる短期大学の設置が認可される[9]
    • 4月1日 左記をもって津田短期大学が以下の通りの内容で開学
      • 英語科 入学定員50名[10][11]
    • 津田学院高等学校を津田短期大学附属高等学校と改称[12]
  • 1962年
    • 家政科を新設。学生数 42名[5]/入学定員40名
    • 英語科の入学定員50名→25名に減員する[13]50名(うち男13)[5]/総定員75名。
  • 1963年
    • 栄養科を新設 入学定員 女32[6]/入学定員30[14]
    • 英語科 入学定員25名→20名 学生数42(うち男8)[6] /総定員45名
    • 家政科 入学定員40名→20名 学生数53[6] /総定員60名
  • 1964年
    • 保育科を新設[7]。在学者数は女22[15]/入学定員20名
  • 1980年 学生募集を最後とする。なお、各学科の学生数[16]/総定員[17]は以下の通りとなっている。
    • 英語科 13/40
    • 家政科 21/40
    • 栄養科 56/60
    • 保育科 34/40
  • 1981年 学生募集の停止により[18]、各学科の学生数[19]/総定員を以下の通りに変更。
    • 英語科 -/20
    • 家政科 -/20
    • 栄養科 -/30
    • 保育科 -/20
  • 1982年

入学試験について

基礎データ

所在地

  • 鳥取県鳥取市岩倉452-2[注 1]

象徴

  • 津田短期大学のカレッジマークには「Tsuda」の文字が記されている[4]

教育および研究

組織

学科

  • 英語科
  • 家政科
  • 栄養科
  • 保育科

専攻科

  • なし

別科

  • なし

取得資格について

教職課程

資格

大学関係者と組織

大学関係者一覧

大学関係者

出身者

  • 松本哲典:『姫紗子』の執筆者[24]

施設

対外関係

系列校

編入学・進学実績

附属学校

注釈

  1. ^ a b 鳥取市役所の関係者によると、現在この地にはキャンパスの形跡もなく民家が立ち並んでいるとのことである。

出典

参考文献

関連項目




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