洋室における上座
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 04:55 UTC 版)
洋室には当然ながら床の間はないので、通常は入り口から最も遠い席が上座となるが、暖炉の位置や椅子の形によって以下のようなルールがある。 暖炉がある場合は、暖炉を背に座る位置が上座、その対面がホスト(主人)、ホステスがいる場合は暖炉側にホステス、向かいにホストが座る。暖炉から遠ざかるほど寒くなるため席の格も低くなる。 ソファがある場合には、ソファが上座。二人掛け以上のソファと、一人掛けのソファがある場合、二人掛け以上のソファが上座。 ヨーロッパのマナーではホストの右隣に女性主賓、更にその右隣に男性の第三客、ホストの左隣に女性次客、さらにその左隣りに男性第四客と座り、ホストの対面側にはホステスがおり、その右隣りに男性主賓、さらにその右隣りに女性第三客、ホステスの左隣に男性次客、さらにその左隣りに女性第四客と座る。全体としては男女が交互に座る形となる。ホスト又はホステスのみの場合は主賓と向い合って座る。
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